キッチンひろばChura
ママ管理栄養士の木下麗子です。
10月からスタートした出張先
大阪つむぐの森のパクパク幼児クラス
初回の皆さんが3ヶ月間コース無事に卒業されました。
こちらのクラスでは、
離乳食完了期を終えようとしている時期に、
完了できているか?
定義に当てはめてお子さんを観察するところからはじまります。
あれ?
うちの子、おにぎりかぶれない!?!?!?
食べすぎ、丸飲みしちゃってる?
食べる、というより、食べさせてもらうことが当たり前?
ごはんよりおやつ?
皆さん気づきがいろいろありました。
離乳食って、食べさせることに一生懸命。
お母さんたちの願いは、「たくさん食べてほしい」です。
でも、どうでしょうか?
たくさん食べて、それって本当に栄養となっているのでしょうか?
おいしいと感じているのでしょうか?
食べ方ももちろんですが、
調理のコツも紐解いていきます。
栄養価も高く、おいしく、時短、がポイントです。
2回目は、理屈を数字で理解していきます。
体は食べたものができています。
食べ過ぎれば体重は増え、食べなければ体重は減る。
はずなんですが、そう単純な話でもないお子さんがたくさんいます。
たくさん食べるのに体重が増えない。
小食だけど、体重が増える。
その理由はきちんとあります。
それを数字で見える部分から、紐解いていくお手伝いをします。
乳幼児期の間に、おいしいと感じながら必要だと思って自ら食べ、
それを自分の体にしていく本能的な食欲、をしっかり引き出してあげる。
それが親の大事な、大事な役目だと感じています。
そして、3回目は、ご家庭の料理の質向上へと踏み込んでいきます。
レトルト、お惣菜、外食に頼ることはあってもいい。
でも、おふくろの味にはかなわない、そうあってほしいのです。
お母さんの○○が私は大好きだよ、大きくなったとき、そう言ってくれたらいいなと
みんなにおふくろの味を持ってほしいのです。
難しいとびきりのメニューでなくていいんです。
地味だけど、体にしみる、あの味を。
料理は、味付けの問題というより、素材を活かせるかどうかです。
たれやルー、ソースの味でごまかさず、
素材を活かせたら、素材のおかげでレパートリーはどんどん増える。
そんな食卓にしてほしいなと思っています。
結果的に、そうすることで、栄養価の高い食卓になっていきます。
少しですが、ご試食を毎回準備し、
簡単だけど、地味だけど、栄養価も高く、おいしいものを
食べてほしいと思って準備しました。
皆さん、実行力のある方ばかりです。
グループLINEでは、これやってみたよ、あれはどうですか?
と積極的にやりとりする日々でしたね。
とりあえず、やってみる。
変化を感じるためには、やらない、という選択肢はありません。
我が子のために、ちょっとでもよくなれば、そういう思いで、
皆さん動いた結果、3ヶ月でお子さんはもちろんですが、
ママの表情が素敵になったなぁと感じました。
食事は毎日の積み重ね、
お薬と違って即効性はありませんが、
3ヶ月でもやれば変化を感じられます。
私の管理栄養士という食の目線だけでなく、
体の発達、ママとのコニュニケーションの取り方、
遊びやふれないでのフォローなど、
子どものプロであるむつみ先生とともに伴走できるこのクラスでは
その変化の感じ方は大きいです。
子どもたちは、親の鏡です。
むつみ先生が皆さんに贈った言葉です。
向上心と素直さ、前向きなマインドが、
子どもたちの心に根付き、たくましい大人になるためには、
まずは、ママがそうなっていかないといけないですね。
私自身もとてもとても勉強になる楽しいクラスでした。
子育てをもっと楽しみたい、
子どもたちの食の不安を減らしたい、
もっと元気になりたい、
そういう方は、ぜひご参加ください。
現在募集中のクラスはこちらです→パクパク1月開講クラス←
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