【食卓で活かせるパンと発酵の話】
食パンに皆さんはどんなことを求めますか?
●ふんわりしている
●トーストにするとおいしい
●ほんのり甘いのが好み
●ハード食パンが好き
●山食派、角食派
いろいろありますね。
「そんな好みの食パンが自分で焼けたらいいなぁ。」
パン作りに興味がある方の多くが思われるのかな!?と、
スタジオ講師として勤務していた時代、
皆さんの声を聞いて感じました。
でも、
食パンは私の中ではカンタンと
一言では言えない理由があり、
レッスンしてきませんでした。
理由は、
①きめ細かさ
ふんわり系の食パンは、
きめが細かくバゲットのように
ボコボコ穴はあいていない内層です。
このきめ細かさ、
配合にも決め手はありますが、
こねの技術が問われます。
こねずに放置!
をウリにしている私の初級パンのやり方では
うまくいかないので、
見極めのレベルアップが必須となります。
②ふんわり感
型比容積といって、型ものは、
その型に対してどのくらいの容量の生地を使うかで
ふんわり度をはかる数字があります。
お店で売られる山食パンは、
この数字が3.6〜3.8ときには
4.0のものもあるといわれています。
短時間で、
それなりの見た目にするレシピは
世の中にたくさんありますが、
お店クラスのふんわり感を出すには、
2次発酵の加減と比容積との
にらめっこでレシピはできあがります。
同じ1斤型でも、
メーカーによって、容積は異なります。
レッスンと同じように焼こうと思うと、
この型比容積を理解してもらう必要があります。
このふたつの大きな理由と、
自家製酵母の場合は2次発酵がじっくり長いので、
対面レッスンは時間内に焼き上げるのが
難しいことから、
実現できなかったのですが、、、
動画レッスンを開始し、
このたび、
初級クラス修了生向けに製作中の
自家製酵母パン動画レッスン中級クラスに
食パンが登場することになりました!
https://www.instagram.com/p/ByVSBjTHzuy/?igshid=jqxph14fjwcb
もちろんこねた方がキメは細かくなるのですが、
おうちの手ごねは大変だと続かない。
そこで、こねない、とは言えないのですが、
あまりこねなくてもふんわりをかなえるレシピ
にしています。
中級クラスは、
初級クラス修了生の方向けですが、
対面レッスンを6回以上受講されている方は
特別価格で修了生としてご案内いたします。
中級クラス案内はこちら↓
中級クラス、ご予約開始は、7月中旬を予定しております。お楽しみに!
コメント