丹波篠山の黒枝豆お料理レッスン

黒豆とは？

黒豆といえば、お正月のイメージかもしれませんね。

写真は、黒豆が芽吹き、大地に旅立つ前の様子です。

ここから、お正月用に黒豆になるまで、約半年あります。

その間の楽しみ方もあり、

まずは黒枝豆！普通の枝豆とはぜんぜん違う味わいです。

普通の枝豆はかたくて誤嚥の可能性から低年齢児には

危険食材として近年警告されていますが、

黒枝豆はふっくらやわらかく

茹で方を工夫すれば枝豆のような危険は感じにくい食材です。

私のおすすめは、右の焼枝豆です。（低年齢児は茹でがおすすめ）

そして、ほとんど流通はしない、生産地ならではのピンク豆

黒くなる手前です。

まだ枝豆でもおいしいし、ごはんに入れてたくと浸水ナシで黒豆ごはんになります。

そして、寒い季節にやっと、つやつやの黒豆になります。

そして、そのあとは、黒豆をお味噌として仕込んだり、きなこにしたり、

年中、黒豆を楽しむのが、生産地流です。

黒豆の栽培に、携わってはじめて知ったことがたくさんありました。

夏の暑い季節に、せっせと雑草と闘い、手をかけてやっと、おいしい黒豆ができあがります。

子どもたちも一緒に、大人も汗だくになって、お世話をしています。

市場では、立派なお正月用の黒豆が重宝されますので、形が悪いものや割れがあるものは味噌やきなこになるのですが、

味はもちろん、立派な黒豆と大きな差はありません。

日常使いにしないともったいないなと感じ、私は篠山に通いだしてから、黒豆がかなり身近な存在になっています。

栄養学としては、説明するまでもないかもしれませんが、

大豆という良質なたんぱく質であること

大豆イソフラボンが女性のからだに役立つこと

カルシウムやマグネシウムも豊富なので子どもたちの骨育ちにもいいこと

鉄分も豊富なので、レバーなどよりも手軽に摂れること

などなど、たくさん良い点があります。

そんな黒豆を「皆さんにももっと身近に感じてほしい！！」と思い、企画しています。