
丹波篠山に移住し、お米づくりを兼業でさせていただいてますmeguru農園です。
今年でお米は3年目。
農園、といっても、農地は地域の耕作断念された方からお借りしてますし、稲作の色々も地域の方に手取り足取り教えていただいてますし、農機具だって生産組合に所属し、すべてに近いくらいお借りしています。
なので、単独でやれる、ことはまったくない素人がちょっと経験した、くらいです。
ですが、このままだと、高齢で農地を手放す方はどんどん増えて、大規模農家さんに預けたとしても、管理しきれず主食米じゃなく、飼料米などになってしまうところも増えるので、子どもたちの未来に、おいしいお米を残したいなと、地域の方のお力を借りて、奮起した新米農家です。
昨年は高いお米となり、今年はきっと安くなるだろう、と予測はしていましたが、主食であるお米が、そんな毎年右往左往する、ような作物でいいのか!?と思うわけです。
国民ひとりひとりが、主食をしっかり食べる、選ぶ、をしていかないと、子どもたちの未来までおいしいお米は残せないのではなかろうか、と思うわけです。
だから、考えてます。
個人事業で仕事をするスタイルの我が家は、兼業農家として、ある程度作業時間を天候やシーズンに合わせられるから、新しいスタイルとしての兼業農家(サラリーマンしながら週末だけ農家をする、というスタイルじゃないやり方)を模索しています。
3年目となり、農地を7反まで増やし、やってみた結果を、ここで公開したいと思います。
今年の農協さんの買い取り価格は、30㎏袋で8500円でした。
7反だと、平均的に105袋収穫できると言われていますが、今年は雨が少なかったり、農家としての技術も足りなかったり、で8割程度の収穫に留まりました。
ということは、
農協に出荷すれば、8,500円×80袋=680,000円
もし
直販で昨年と同価格ですべて販売できたら、約20,000円×80袋=1,600.000円
その中間で
約15,000円だとしたら1,200,000円
このような売上になります。
では、経費は?というと、ざっとこんな感じです。

最後の経費は、昨年水準の概算ですが、ほぼ確定の数字です。
請求合計が753,400円です。
ここには、機械の修理代や、農地の維持管理に必要になってくる費用は含まれず、単年で変動費としてかかるものです。修繕費などに備えた経費を含まずです。
農協さんに丸ごと出荷したら、赤字
15,000円で販売できたら450,000円くらいの黒字
20,000円で販売できたら850,000円くらいの黒字
稲作は、田植え時期と稲刈り時期が忙しいわけですが、稲刈りが終われば、次の稲作の準備が待っている、と言ってもいいくらい、やることは年中あります。
むしろ、その準備期間の段取りが、田植えや稲刈りへと影響していくので、気が抜けません。
田植えが終わったから終わり、でもなく、水の管理や畔の草刈り、やることは不定期にやってきます。
その人件費、と考えると、どのくらいの収支だったら、皆さんはやろう!って思いますか??
上記の黒字額には、人件費や、細かい経費は含まれてません(車のガソリン代など)、そう考えると、やれるか、です。
昔は、先祖代々が守ってきた農地だし、自分の家の農地は守るのが当たり前。嫌でも、週末は実家の農業を手伝うのが当たり前。
そんな時代だったかもしれませんが、働き方も選択も自由な時代がやってきて、儲けは少ない、重労働、天気次第で予定が分からない、となれば、やりたい若者がどのくらい残るんでしょうか?
私たちが食べる主食ですよ!!
国民が高い、高い言って、国の政策に委ねて右往左往していたら、そうこうしている間に、もうできない、農家さんがどんどん増えていきます。
私は実際、近くで見てます。
もう辞めよう、毎年そう言いながら、老体に鞭打って頑張っている方が、今年は8500円だったわ、と落胆しているところ。
放ってはおけないんですよね。
スーパーでおいしいコシヒカリを買えば、5㎏3,000円はすると思います。
30㎏玄米で16,200円です。応援と思って、少し高くても、5㎏に換算すると数百円差、お茶碗1杯にすると10円差です。
1ヶ月に1回、外食減らしたら、お米応援で買えないでしょうか?
自分の明日からの身体をつくってくれる、主食であるお米です、その10円を選択するって、よく考えるとそんなに難しくないんじゃないかなぁと私は思っています。
みんなで日本のお米を守っていきましょう(^^)/

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