あけましておめでとうございます。
2020年どのようにスタートされましたか?
私は、毎年家族親せき、にぎやかにスタートします。
ゆっくり今年の目標などをかかげる時間をとる、ことはしていませんが、改めてよし今年も頑張るぞ!
と気持ちを入れ替えるようにしています。
2019年はありがたいことに出張先が増え、単発でも仕事の依頼を多数いただき
移動の多い忙しい1年でとても充実していました。
「子どもたちの未来のための食卓を考える」
それを仕事として生きていく、ことに変わりはありませんが、
仕事のスタイルは、流れに身を任せ、変化をし続けたいと考えています。
2020年も、チャンスがあれば挑戦しながら、
キッチンひろばChuraが皆さんのお役立ちスポットになれるよう
進んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
新年ひとつめの投稿は、
おせちにいただく黒豆の煮汁の話です。
Churaのおせちスタイル
レッスンでお伝えしているのは、
おせちは保存性を高めるために、砂糖をたくさん使ったり
味を濃くしていたり、します。
昔は、スーパーもなくお正月は皆がやすむというのが当たり前
保存できる状態のおせちを数日間食べていたそうですが、
今は必要あれば食材を買いに行けますし、3日間食べれたら十分。
黒豆は特に甘さ控えめ
特に黒豆は、砂糖をかなり控えています。
あっさりしているので、普段使いもしやすいですよとお伝えしています。
今年は、丹波篠山でさともんの皆さんと一緒に育てた黒豆をおせちに。
おいしさの感じ方もやっぱり違います。
通常、黒豆には豆と同量か少し少ない程度のお砂糖を使うレシピが多いです。
私のレシピはこの1/3くらいです。大人ばかりのときはやや砂糖を増やしますが、
それでも半分くらいでしょうか。
でも、十分おいしいです。
黒豆ってからだにいいの?
黒豆は、大豆の仲間です。
栄養価としては、大豆とほぼ同じで、
良質のたんぱく質、鉄分、カルシウム、食物繊維
が豊富といえます。
大豆との大きな違いは、色素のアントシアニン
抗酸化作用があるといわれています。
疲れた体、疲れ目の回復や
お肌の老化防止、
血管疲労にも役立つといわれています。
お豆はもちろんですが、アントシアニンは水溶性、
残った煮汁にもたくさん含まれています。
残った煮汁は?
おいしく黒豆をいただいたあと、はて?たくさん残った煮汁は?
どうしていますか?
砂糖たっぷりで炊いてしまうと、煮汁は甘すぎて、
シロップにしか使い道がないですが、
砂糖控えめだと、煮物への再利用が可能ですよ。
我が家は、昨夜ハヤシライスにしました。
そのハヤシライス、1L程度加えた水に対して100㏄ほどの黒豆煮汁を投入
色が気にならない煮込み料理
カレー、ビーフシチュー、トマト煮込み、肉じゃが、筑前煮、
あたりは活躍の場所。
みりんを加えるような煮物、甘味がややほしい煮込み系に
ぜひ再利用してみてくださいね。
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