子どもたちとママがあつまる
幼児教育のプロであるむつみ先生のもとに集まれば
不安も悩みも軽くなり、気が付いたら大笑い。
そんなあたたかみと明るさのある場所。
そこに毎月おじゃまし、むつみ先生とともに
乳幼児さんの食のサポートさせていただいています。
ここでしかできないこと
講座中、私が話しているまわりでは・・・
しゃべりながらもちろん皆さんを観察していますが、
むつみ先生が手をさしのべ、講座中も皆さんのアシストをしています。
むつみ先生はいつも全力。
子どもたちと向き合う顔は、イキイキしています。
同じ課題でも、食の目線と、教育の目線、どちらからもサポートします。
私ひとりでは解決できなかったことも、ここなら・・・
食はすべてとつながっている
食べることがうまくいかない、
という相談のほとんどが、食べ物だけでは解決しないことを
私はこの仕事をやりはじめてすぐに気づいていました。
だから、色々な角度から学ぼうと考えました。
赤ちゃんの頃は、五感刺激がとても大切です。
例えば、触覚。
ごろりんの赤ちゃんがハイハイを上手にはじめるためには
足には指があり、足裏を使うと前によく進むことを知らないといけません。
ハイハイがうまくいけば、
姿勢もよくなり、手も自由に使えるようになり、
咀嚼も手づかみ食べもスムーズになるかもしれません。
むつみ先生は、講座中、この子の課題は今はこれかな?
と瞬時に判断し、タワシで足裏ツンツン、刺激をします。
それから、嗅覚。
人はいいにおい、と感じることで、
食欲が刺激されます。
唾液が分泌され、消化活動をはじめる準備をします。
準備体操がなければ、体は上手に動かないのと一緒。
食事も、ただ胃袋に入ればOK!ではありません。
おいしそう、食べたいなと感じ、おいしいと味わい、
しっかり噛まなければ、胃袋さんもおっかなびっくりです。
消化吸収、ヒトが生きていく上で大切な行為も
胃袋さんは落ち着いてできないかもしれません。
食べることを、全身で感じてほしい
試食の準備をはじめると、
むつみ先生は、「いいにおいしてきたね」
「ごはんだよ」「おいしそうだね」
「みてみて、おにぎり」
「食べてみる?」と持たせてみたり
と、ずっと声をかけています。
耳から、鼻から、手から、
ごはんを感じ、
子どもたち自身がスイッチをしっかり押すまで話しかけます。
できるまでの第一歩はできないの繰り返し
はじめて上手にかじれたね。
自分でもできたことにびっくりです!
最初はうまくいかない、
だって、やり方知らないから。
離乳食のクラスでは、
大人の当たり前と、赤ちゃんの目線は全然違うことを
理解してほしいと実習も取り入れています。
私たち大人は、
知らないうちにできることが増え、
どうやってできるようになったか知らないことが
たくさんある。
生活の中でそれは自然に学べることだったから。
でも、現代社会では、
忙しい、便利や簡単に押され、
自然に身につくはずのことが難しくなっています。
自分自身が深呼吸をもっとして
どこを刺激すると、
もっとおいしく、心地よくごはんを食べられるのか。
赤ちゃん自身なのか、
ママなのか。
解決への道はどこなのか。
そこをサポートしていくのが
私たちの役目だと思っています。
離乳食教室でずっと大切に考えていることですが、
つむぐの森で、むつみ先生とこうして皆さんと関わると
よーく見えてきます。
「写真」という形で、それをより明確にしてくれた
も含めて、
おにぎり
ってなんでこんなにおいしいんやろぉ!
と感じられる子どもたちを
たくさん応援していきたいと思います。
つむぐの森でのレッスン情報は